オフィス設計(レイアウト)・ゾーニング
Layout and Zoning
どこでも仕事ができる今だからこそ
適切なレイアウトでオフィスに行く意味をデザイン
オフィスの外で仕事を行うことも一般的となりつつあり、昨今ではテレワーク(在宅型)とオフィスワーク(出社型)を使い分ける「ハイブリッドワーク」が主流になっています。従業員が柔軟に仕事ができる環境を構築するため、私たちオフィス空間では経営戦略、社員構成、コスト、企業イメージなどのヒアリング内容をもとに、お客様の希望を叶えるオフィスレイアウトをご提案いたします。
オフィス設計 (レイアウト)・ゾーニングとは
オフィス移転やオフィスのリニューアルを検討する際に、まずは「デザインを検討しよう!」と考える方も多いかもしれません。ただオフィス設計やレイアウトで非常に重要な点は、オフィスのデザインではないと私たちオフィス空間は考えています。オフィス設計をさせていただく際に最重要視しているポイントは、オフィスの機能性や実用性です。オフィス設計では、お客様の理想の働き方に合わせて導線の確保やゾーニングを行い、オフィスづくりを行います。見た目がよくてもお客様にとって使いやすいオフィスでなければなりません。見た目だけではなく、オフィス空間では内装工事、ICT機器や設備もトータルでご提案することで、機能的なオフィス設計が実現できます。働き方や環境の変化が激しい今の時代だからこそ、本当に働きやすいオフィス環境づくりのお手伝いをいたします。
01
例えば…
従業員の自由な働き方を
さまざまな提案で実現します
収納量の見直し、個人ワゴンの撤廃、資料の共有化など、オフィスの使い方やレイアウトの見直しによって、限られたスペースを最大限活用できるレイアウトをご提案します。フリーアドレスに興味がある、今後の導入を検討されている方には、導入目的の定義や施工後の運用アドバイスもいたします。固定席でしか運用できないとお考えの方も、是非一度ご相談ください。
「使いやすいフリーアドレス
オフィス」を目指して
チーム力の向上やマネジメントを重視される場合、部署ごとやエリアに限定しフリーアドレスを導入する「グループアドレス」をご提案します。
従業員の流動性を促す完全なフリーアドレスと比べ、島型レイアウトに近いので、あらゆる業態にもマッチします。お客様毎に最適なオフィスをご提案するため、オフィス空間では初回ヒアリングからのレイアウト提案を無料で行っています。運用のご相談も承りますので、お気軽にお声がけください。
※レイアウト提案のみのご依頼は別途作成費用を頂戴いたします。予めご了承ください。
フリーアドレス型オフィス設計の事例
POINT
出社率3割に抑えることを目的として、2フロアで運用していた本社を1フロアに集約するオフィスリニューアルを実施しました。 120席あった執務スペースを、フリーアドレス席を導入することで、40席と7割削減に成功。 コラボレーションスペース・集中ブース・ファミレス席をなどを設けたオフィスレイアウト設計で、出社したくなる会社を目指しました。
フリーアドレス型のメリット・デメリット
働く場所も働き方も自由に選択できるワークスタイルを実現。 テレワークの導入など働く場所が多様化してきたことで、固定席を廃止して働く場所を業務内容に合わせて選択できるフリーアドレス席のニーズが高まっています。
メリット
業務内容や気分に合わせて自由に席を選択できるフリーアドレス席は、個人の主体性を促し、気分転換もできます。固定席を廃止することでオフィスの省スペース化も実現できるため、新たにコミュニケーションスペースなど、時代に合わせたオフィスづくりに必要なスペースを設けることもできるようになります。
デメリット
フリーアドレス席は出社時に誰がどこの席に座っているのかが分かりにくいことや、Web会議に集中して取り組めないというお悩みを多くいただきます。フリーアドレスデスクを導入して終わりではなく、オフィスの柱に番号を付けるなどの、出社時に自分が座っている位置をメンバーに報告できるような仕組みづくりや、Web会議ブースを導入するなど、デメリットをカバーする包括的な対応が必要です。
02
例えば…
働き方に合わせて仕組みを変える
選べるオフィスづくり
働き方の選択肢が増えたことから、これからは単に集まって働く場所としてではなく、会社文化の醸成や人とのコミュニケーションを行う働く場所の1つの選択肢として、オフィスの見直しが求められています。
オフィス空間では、思わず会社に「行きたくなる」仕組みを作るため、オフィスの役割を再定義し、従業員が快適に働ける空間デザインをご提案いたします。
エリアの目的を明確にし、
働き方に合わせた環境づくりを支援
リモートワークとの切り替えが容易であることを前提としながら、各々の業務遂行に最適な空間づくりをお手伝いいたします。
例えば従業員同士のちょっとしたやり取りが仕事の円滑さに作用するのであれば、コミュニケーションに活気が出やすいレイアウトへ、静かな場所で集中して仕事をしたい場合は個別席や集中スペースを用意するなど、業務内容に合わせて気軽に働く場所を選択できるレイアウトをご提案いたします。
目的別オフィス設計・レイアウト
アイランド型レイアウト
アイランド型レイアウトは最もスタンダードで周囲とコミュニケーションも取りやすいレイアウトです。無駄のないレイアウトのためコンパクトなオフィスレイアウトをご希望の場合や、今後増員を計画している場合にもおすすめの配置です。電話やパソコンといった配線の整備がしやすいメリットがあります。周囲からの視線も感じやすいため、業務に集中しにくいというデメリットもあります。
アイランド型レイアウトの施工事例
株式会社ホットスタッフ熊谷様
部屋ごとに雰囲気を変えて仕事がしたいというご要望に合わせオフィス設計を行いました。執務室は全員がホワイトボードを見えるような位置でレイアウトをし、屋外にいる雰囲気になるよう薄い木目と芝生の様な色合いで「広場」をイメージしました。
京都イノベーション株式会社様
オフィスの床がOAフロアでない場合には、床上配線を行い配線をモールで隠すケースがありますが、こちらのお客様にはデスク上に配線BOXを設置するご提案をいたしました。天井から配線を行うことで足下の配線が気にならない、意匠性と機能性を兼ね備えたオフィス設計を行いました。
背面型レイアウト
対面にデスクを並べるアイランドレイアウトとは逆に、従業員が背を向けるように配置されたオフィスレイアウトが「背面型レイアウト」です。このレイアウトはアイランド型レイアウトに比べ、他のメンバーの視線を減らせるため、業務に集中しやすく、個人情報などを扱う部署にも人気のレイアウトです。他のメンバーとのコミュニケーションが難しいと思われるかもしれませんが、振り返ると気軽に距離でミーティング形式を作ることができるため、個人作業も共同作業もしやすいオフィスレイアウトです。
背面型レイアウトの施工事例
株式会社ユー・エス・イー様
背面型のレイアウトを参考にL字デスクを配置することで、周囲からの視線を感じにくいため個人作業にも集中しやすく、また椅子の向きを変えるだけでチーム内でのコミュニケーションも容易に取ることができるオフィスレイアウトになります。オフィスの配置のほかに、デスクの形も考慮することでより使いやすいオフィスになります。
コンステリウム・ジャパン株式会社様
ワークスペース環境について、お互いのスペースを保ちながら業務ができる環境を実現いたしました。ご予算内でご要望にお答えできるメーカーを選定させていただき、最終的にはメーカーのショールームを見学して什器を選定させていただきました。
ブース型レイアウト
集中して業務に取り組みたい場合や、個人情報を扱う業務の場合は「ブース型レイアウト」がおすすめです。簡易間仕切り(パーティション)などを利用して、デスクを囲い他人の視線を遮ることで集中して業務に取り組めます。人事、経理、システムエンジニア、クリエイターといった、集中力が必要な業種だと採用されることが多いレイアウトです。近年ではWeb会議の需要も高まり、Web会議に集中できる席を検討している企業様も多くいらっしゃいます。その場合はブース型レイアウトではなく、Web会議ブースの導入がおすすめです。
詳しくはこちらブース型レイアウトの施工事例
コンパッソ社会保険労務士法人様
一人当たりのスペースをしっかりと確保し、使いやすい導線を意識したオフィス設計を行いました。白と黒をベースにコーディネートし窓から入る自然光と合わせ、メリハリのある明るいオフィスに作り上げました。狭くて暗くなりがちな集中ブースも白で統一し、明るく閉鎖感を感じにくい工夫をしています。
ブラケット・グローバル株式会社様
オフィスの構築にあたりABWの考え方を採用しオフィス設計を行いました。作業する場所を作業の特性(コミュニケーションや集中など)にあわせて選択できる環境を構築することを目指しノイズレベルを明確にしたことにより、より業務に集中しやすいオフィスが完成しました。
フリーアドレス型レイアウト
固定席をなくし、自由に席を選択できるレイアウトです。テレワークの導入が進む中で、オフィスの広さを見直す企業様も増えており、今非常に人気があるレイアウトです。固定デスクの場合はデスクトップパソコンや個人ワゴンなどスペースが必要となりますが、フリーアドレス型レイアウトにするとことで、省スペース化も実現できます。ただデスクを導入するだけではなく、収納量の見直しやICTを活用したオフィス設計を行うことで使い勝手の良いフリーアドレス席を実現できます。
フリーアドレス型レイアウトの施工事例
株式会社ナハト様
「執務室のワンフロア化」などでメンバー同士が連携を取りやすい環境を作り出すことをコンセプトにオフィス設計を行いました。テレワーク勤務の導入で、安全を確保するとともにクライアントへさらに価値を与えられる環境を作りあげたオフィスです。
デンタルプロ株式会社様
出社人数の削減を行うため事務所の使い方の見直しを行いました。新たな使い方としてフリーアドレスを導入し、柱の木目に合わせた木目の天板・床を選定したことで、コーポレートカラーを用いたイスが映えるようにオフィス設計を行いました。
POINT
オフィスのレイアウトについて更に詳しく知りたい方は『オフィスレイアウトをお考えの方へ【コツ・パターンオシャレに】』もご覧ください。
上記記事では、「オフィスのレイアウトを成功させるためのコツ、レイアウトのパターンとその特徴、おしゃれなレイアウトにする際のポイント、小規模オフィスの場合の話、業者を選定する際のポイント」といったように、これからオフィスのレイアウトを考える方向けに有力な情報をプロ目線で発信しております!
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例えば…
物件選定とテストフィット
新たな環境でのオフィスづくりのため、企業が求める働き方や適正な人員数を考慮した「テストフィットプラン」をご提案いたします。エントランスの占有面積や、人員増計画、テナントの契約期間計画など、企業の成長フェーズを想定したレイアウト設計をお手伝いします。是非、現状取り組まれている業務や活動拠点の展開などについてお聞かせください。
オフィスに企業の個性や想いを反映
採用活動強化もサポートします。
オフィスのデザインを通して、求職者に対しても企業の働き方を提示できます。そのオフィスで働くことがステータスのひとつとなれば、従業員エンゲージメントを高め、離職率の低下や採用コストの削減などのメリットにもつながります。
他社にはないオフィス設計におけるオフィス空間の強み!
POINT 01
オフィス移転・オフィスリニューアルをワンストップで対応!
レイアウト提案、内装や設備工事、オフィス家具の調達や通信機器工事など、オフィスに必要なもの全てをワンストップでご提案が可能です。煩雑な作業負担を減らしお客様が通常業務に集中できるよう、私たちオフィス空間が最適なオフィスプランをワンストップでご提案します。
POINT 02
等身大の自社オフィスを公開中!
わたし達も多くの企業様と同じようにオフィスの課題を抱えていました。課題を解決するため試行錯誤を重ねたオフィスづくりの成功例や失敗例も専門スタッフが実体験を踏まえご説明します。デザインだけではなく、オフィス設計のポイントや運用のポイントなど、お客様のオフィスにも取り入れやすいポイントをご案内します。
POINT 03
本当に使いやすいオフィスのためにICTも合わせてご提案!
オフィス設計で大切なことは、機能性や実用性であるとわたしたちオフィス空間は考えています。そのため、安易に流行のデザインやスタイルを提案するのではなく、ICT機器や設備も含めたご提案をしております。働き方や環境が変化しても、オフィスの使いやすさを変わらずに追求していきます。
課題別事例
フリーアドレスの促進
感染症対策による出社人数を制限するため、事務所の使い方の見直しのお手伝いをさせていただきました。新たなオフィスの使い方として、フリーアドレスを導入するオフィスレイアウト設計をいたしました。執務スペースは、柱の木目に合わせた木目の天板・床を選定したことで、コーポレートカラーを用いたイスが映えるようにデザインしました。事務所全体の什器の雰囲気やカラーを統一することで、統一感あるフリーアドレス席をご提案できました。
テレワークの促進
テレワークの実施に伴い、従業員様の出社人数が減ったことに合わせ必要な席数のみを確保したレイアウト変更をご提案しました。来客エリアはカフェのようなリラックスした雰囲気も取り込み、応接室には間仕切りを半透明シートを施したガラス仕様にすることで開放的で明るい空間とし、メリハリをつけたテレワーク向けオフィスに一新することができました。
採用強化
『相談しやすさNo.1』を目指す税理士事務所にふさわしいオフィスとなるよう、上品かつナチュラルなテイストを取り入れ、訪れた方々に安心感を与えるデザインとしました。ホワイトとブラウンをベースとし、ブルーのロゴが際立つエントランスを起点に、入り口とワークスペース、そしてお客様との大切なコミュニケーションを行う応接会議室へと繋がる構成としています。ブランドイメージをオフィスデザインに反映させ、社員のモチベーションの向上や採用活動にも効果が期待できるオフィスとなりました。
コミュニケーションの創出
こだわりのステップベンチが特徴のオフィスです。社内会議やプレゼン等で人が集まる際に、活発なコミュニケーションが生まれる空間を意識してオフィス設計を行いました。オフィスの内部には、正方形のテーブルをいくつか配置し、複数人でのワークに適したスペースとしています。個人での集中作業に適したスペースや、ソファ席やファミレスブース等、様々なワークスペースを設けることでシーンによって働く場所を選べるオフィスレイアウトをご提案しました。
お問合わせから
レイアウトデザイン作成完了まで
お問い合わせ・ヒアリング
お電話もしくはメールでご相談を受け付けています。移転時期や広さ等の情報の他に、今後の人員計画や事業計画、お客様がイメージしている雰囲気など営業担当訪問前に必要な情報をヒアリングさせていただきます。
訪問・現地調査
実際にお客様のオフィスへ訪問して、現在の利用状況を調査いたします。調査結果を元に、お客様がどのようなオフィスにしたいのかを十分に考慮しながら、レイアウトプランに反映いたします。
プランニング
事業内容や今後の方向性などの課題をどのように解決するかを検討し、オフィスレイアウト・空間デザインのコンセプトを決めます。このコンセプトにもとづき、快適な動線計画や、お客様の事業イメージに合ったメインカラーや家具選定など、オフィスレイアウト・空間デザインのプランニングを行います。プランニングは無料で承ります。
プレゼンテーション・お見積ご提示
ご訪問・現地調査で分析した結果をもとに、経験豊かな設計チームがお客様のご要望に合ったレイアウトプランを作成し、プレゼンテーションを行います。その後ご希望に応じて修正、コンセプトとイメージの方向性を確認します。
内容決定・ご契約
修正を行い、レイアウトにご納得いただけましたら、正式なご契約を取り交わしご発注をお願いいたします。施工までご希望の場合は、内装工事のご契約に進みます。
※レイアウト作成のみをご希望の場合、別途作成費用を頂戴します。
よくある質問
どの程度の広さであれば従業員全員が余裕を持って仕事ができるのかイメージが難しく、移転先が決められません。
従業員一人あたりに必要なオフィスの広さは、おおよそ2~3坪(約6~9㎡)程度とされています。ご移転予定のオフィスの広さと、社員の人数が分かればおおよその目安であれば分かります。現場調査の上、レイアウトをご提案いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
移転はせずレイアウトだけ変更したいのですが、お願いできますか?
はい、変更も承ります。物件の下見後、通常1週間程度でレイアウトを作成いたします。レイアウト変更の手配で忘れがちな配線作業も一緒にご提案可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
理想のオフィスイメージはあるのですが、どう伝えたらいいのか困っています。
お打ち合わせの際にお話ください。参考の写真などお持ちであれば、事前にお送りいただけますと幸いです。まずはお気軽にご相談ください。
レイアウト提案にはどのくらい費用がかかりますか?
ご移転やレイアウト変更などご相談いただいた場合、レイアウトは無料で作成いたします。レイアウト作成や図面作成のみの場合は費用を頂戴しております。まずはお気軽にご相談ください。
レイアウトはどのくらいで作成してもらえますか?
広さや時期にもよりますが、通常であれば、物件の下見後、5営業日程度でレイアウトを提出いたします。