・オフィス移転のタイミングでレイアウトを最適化させたい
・レイアウトの変更で業務効率を上げたい
・社員の仕事満足度を向上させたい
こんな悩みをお持ちではないでしょうか。
オフィスのレイアウトは、社員の作業効率や集中力、時には働きがいや満足度にも直結してくる重要な要素になります。
ただし、そのオフィスレイアウトには正解がなく、会社の規模や社員に求めるもの、業種または部署によって様々です。
この記事では、そういった様々な場面においてオフィスレイアウトを考える上で最適化に必要な事をまとめましたので是非参考にしていただければと思います。
CONTENTS
オフィスのレイアウトを考える前に
どんなにおしゃれなレイアウトでも、人が通れない通路を作ってしまうとそれはオフィスとしての機能を果たすことができません。会社の規模や業種に限らず、どんなレイアウトでもベースとして必要なスペースというのはある程度決められています。まずは、レイアウトを考える前の基礎知識として頭に入れておく必要のある要素をまとめていきたいと思います。
人数ごとの必要坪数を考える際の基礎知識
オフィスの移転時などに、社員数が50名のときどのくらいのスペースで賃貸オフィスを探したほうが良いの?と最初に考えるはずです。
基本的な考え方として一人あたりの必要坪数は、最低2坪ということをよく言われます。もちろん、レイアウトや内装などを工夫したり、フリーアドレスにすることで、最低2坪という考え方に柔軟性を求めることもできます。但し、オフィス移転では「まずは物件を確保するところから」というパターンが多いと思いますので、目安として一人あたり最低2坪でオフィス選定をしていけばいいと思います。
また、会社のブランディングが必要だったり、来客が多かったりすると凝ったデザインにしなければならないことあります。そういう際は余裕をみて一人あたり2.5~3坪確保しておいても良いでしょう。
部署や業種から考えるレイアウトの基礎知識
レイアウトを考える上で一番大事なことはイメージだといっても過言ではありません。集中して作業をすることが必要なエンジニアが多いのであれば、個人の作業に特化させたブースのような形にすると良いかもしれません。逆に、同じエンジニア集団でもチームでの確認作業等が多かったりするとそのチームでコミュニケーションが取りやすいようなデスク配置にすることも考える必要があります。
また、社員それぞれが様々はプロジェクトに関わっていて、多くのメンバーと意思疎通が必要なのであれば、固定席というのは必要なく、フリーアドレスベースでレイアウトを考えると良いかもしれません。
上記のように、業種・職種・その会社の働き方をイメージし、レイアウトを検討していくと業務効率の向上に繋がりやすいと言えるのではないでしょうか。
動線の考え方に関しての基礎知識
「動線」とは、オフィス内での人の動きのことを言います。例えば、自分の席からプリンターまでの経路も一つの動線になります。人が何か行動を起こす際に、自然に取る動きや経路をしっかりとイメージして、レイアウトを設計すると働きやすいオフィス環境を作ることができると言えます。
動線はどんなオフィスでも自然とできてくるのですが、その動線上で「プリンターまでの距離が遠いな…」と思うにしても、全員の要望を聞くことはできませんが、よくプリンターを使う部署の近くに設置するとストレスに感じる人を少なくすることができるかもしれません。
とはいっても、最適な動線を考えるというのはなかなか難しいです。ここでは、どの動線を考える際にも役立つ基本的な3つのポイントを紹介しておきます。
①複雑に考えずなるべくシンプルを意識して
従業員がよく行うアクションというのは限られてきます。そこに対してシンプルにどの経路だと最短で働きやすそうかということを考えると良いです。あまりにアクションを細々出しすぎて、全てに対応しようとすると複雑なレイアウトになり、レイアウト作成がなかなかスムーズに進まなくなってきます。
②アクションが多い動線は控え動線も
従業員がよく行うアクションは、動線を1つではなく2つ目の控え動線も考えていると、後々なにかトラブルなどに見舞われて主要動線がつかえなくても、ストレスを軽減することが可能です。
③避難経路・非常口への動線も忘れずに
意外とおざなりになりがちなこの「避難経路・非常口」は最も重要な動線だと言えるはずです。従業員の安全を確保するのも企業の役目ですし、その安全を作り出すのが最適な動線になります。業務効率やデザインを考えるのも大事ですが、この「避難経路・非常口」への動線も忘れずに対応するようにしましょう。
オフィスレイアウトを成功させるための3つのコツ
成功に導くゾーニング計画
オフィスにおけるゾーニング計画とは、エントランスや応接室、ワークスペースなど、必要な機能や用途によって空間を区分けし、大まかな配置を考えることです。このゾーニング計画をきちんと行っていないと、空間を有効活用できず無駄なスペースが生まれてしまったり、快適性が失われたりする原因にもなります。まずは貴社の業務内容や特徴を考慮し、必要となるスペースをリストアップしてみましょう。そして、ゾーニング計画のポイントとなるのが、セキュリティレベルの設定です。
オフィスには毎日、社員だけではなく来客者や清掃員、配達員など社外の人々も訪れます。オフィス内の各エリアのセキュリティレベルは用途や利用者をイメージしながら設定し、レベルに応じて必要となるセキュリティ対策を行うことが重要です。たとえば、以下のように3つのレベルに分けて対策をしましょう。
レベル1.共用部
エントランスや応接室など、社外の人々も入れるエリアです。 ここでは不審者や第三者の侵入を防ぐための防犯カメラを設置したり、ワークスペース(執務室)を覗けないようにパーティションを設置するのが良いでしょう。レベル2.ワークスペース
社員と一部の関係者のみが使用できるエリアです。執務室の他、会議室や役員室、リフレッシュエリアも含みます。 ここでは不正持ち出しや情報漏洩を防ぐために入退室記録を管理するツールを導入するのが良いでしょう。レベル3.サーバー・重要書類保管スペース
社員の中でも限られた人だけが入れるエリアで、セキュリティスペースと呼ばれるエリアです。 最も高いレベルのセキュリティ対策が必要となるエリアですので、共用部からは離れた場所に配置し、また、必ず社員の目が届く位置に配置するのが良いでしょう。自社社員でも許可を得た一部のメンバーのみの立ち入りに制限し、防犯カメラやセキュリティ錠など複数のセキュリティツールを組み合わせるのがおすすめです。配置で最初に考えるべきは応接室
オフィスレイアウトを考える際、一番はじめに考えがちなのが、仕事の主要スペースとなるワークスペース(執務室)になりますが、この順番が最適といえるか疑問に思います。
オフィスレイアウトをスムーズに考えていきたいという方は、「応接室」から考えてみると良いでしょう。なぜかというと、応接室の配置できる条件はある程度決まっています。そういった条件に縛られる部屋から配置した後に、ワークスペース(執務室)を考えていくとスムーズにレイアウトを引けることが多いです。
応接室で考えられる必要な条件は以下になります。
・可能なかぎり入口から近い配置へ
一番の理由はセキュリティの部分です。奥の部屋にしてしまうと、執務室等を経由することによりPC画面や重要な書類などが見られてしまったり、場合によってはクライアントから「この会社はセキュリティ面が不安だ」と思われてしまうこともあります。
入口になるべく近い配置にするというのは必須要件だと思っていいでしょう。
・トイレや給湯室、細かいおもてなしの動線も考えた配置へ
トイレへの動線もすごく大事になります。トイレへの動線がスムーズで分かりやすいとお客様にとってもストレスがありません。また、日当たりやお茶出しのしやすい動線というのも考えられると接客パフォーマンスの向上に繋がるため、可能であればそういった細かい気遣いも加味したレイアウト配置にできると理想的だと思います。
少し細かいですが、給湯室(従業員がよく利用する休憩室等も含む)が接客室に隣接し、お客さんと接触する可能性が多いという事態も避けたほうが良いので、可能な限りそういった部分も想定できるとなお良しだと言えます。
ワークスペース(執務室)は今後の会社の方針ベースで考える
ワークスペース(執務室)は実際に業務を行うメインスペースなので、最重要部分といえるでしょう。この執務室をどういったデザイン・レイアウトに組み立てていくかが、会社のカラーやブランドイメージ、社員の働きがいといった部分に繋がってくると言えます。
今回はレイアウトに関してということで、どういったレイアウトにするか考える時に何をベースに(優先して)形成していくのがいいのでしょうか。それは今後の会社の人員増減の方針をベースに考えると良いでしょう。
これからどんどん新入社員を採用していきたい!人数を増やしていきたい!と考えるのであれば、一人あたりの専有部分をなるべく節約するような形でレイアウトを取る必要があります。逆に、一人ひとりの生産性や集中できるための十分なスペースを取りたいということであれば、一人あたりの作業スペースをゆったりとるレイアウトを求めていく必要があります。
難しいと思うかもしれませんが、その方針さえ決まればある程度どういったレイアウトになるのかは自ずと絞れていくので後々レイアウトを組み直すなどの重複した手間をかけると言った失敗にはなりずらいと思います。
では、実際にレイアウトにはどういった種類があるのか一つずつ見ていこうと思います。
オフィス事務所レイアウトの6つのパターンとその効果
では、オフィスの事務所レイアウトのデスクの形・パターンを見ていければと思います。
それぞれのレイアウトパターンには特徴(メリット・デメリット)がありますので、基本的には今回紹介するパターンをそのまま使ったり、組み合わせて使ったり、部署や業種・会社の方針によって考えてみてください。
アイランド型レイアウト
アイランド型レイアウトの施工事例_株式会社トゥモロー・ネット様
働く社員の皆様が、のびのび、楽しく業務に励める空間を意識。アイランド型レイアウトを採用することで無駄なスペースを作ることなく、開放的なオフィスとなりました。株式会社トゥモロー・ネット様の施工事例を詳しく見る
並列式レイアウト
並列式レイアウトの施工事例_カカシ食研株式会社様
古く暗い印象のあった物件を、白を基調として明るく心地よいワークスペースに。開放感のあるオフィスを作り出すために空間を最大限活用できる並列式レイアウトを採用しました。カカシ食研株式会社様の施工事例を詳しく見る
フリーアドレス席型レイアウト
フリーアドレス席型レイアウトの施工事例_株式会社システムアイ様
ガラスのパーティションから覗ける広々としたラウンジには様々なタイプの什器を配置し、その日の気分や用途に応じて席を選択できるフリースペースに。『インパクト×遊び心』のあるクリエイティブな空間になりました。株式会社システムアイ様の施工事例を詳しく見る
背面型レイアウト
背面型レイアウトの施工事例_株式会社グローバルギア様
明るくカジュアルな雰囲気になるよう意識。広くゆったりとした執務室では、クリエイターがリラックスしつつも作業に集中できるレイアウトを採用しました。株式会社グローバルギア様の施工事例を詳しく見る
ブース型レイアウト
ブース型レイアウトの施工事例_Moxa Japan合同会社様
各デスクに窓からの採光を均等に取り入れられるよう配慮。各デスクをローパーテーションで区切ることで、個々が集中して業務に取り組める環境をつくっています。株式会社Moxa Japan合同会社様の施工事例を詳しく見る
ABW型レイアウト
ABW(Activity Based Working)とは、ワーカー自身がその時々の仕事内容や状況に応じて働く場所を自由に選択できる働き方のことです。オフィス内外の選択だけでなく、オフィス内においても、様々な種類の席が用意されていることが特徴です。導入前に社内制度の見直しやルール作りは必須となりますが、集中ブースやミーティングエリア、リフレッシュスペースなど業務に最適な場所を自ら選べることで、生産性や社員の満足度向上が期待できます。ABW型レイアウトの施工事例_明電プラントシステムズ株式会社様
レイアウトのポイントを100文字ぐらいで説明します。レイアウトのポイントを100文字ぐらいで説明します。レイアウトのポイントを100文字ぐらいで説明します。レイアウトのポイントを100文字ぐらいで説明します。明電プラントシステムズ株式会社様の施工事例を詳しく見る
オフィスレイアウトで重要な基準寸法
基準寸法とは、オフィス内における適正なデスク間の距離や通路幅のことです。これらはオフィスを設計する際に順守しなければならない建築基準法・労働安全衛生法・消防法の3つの法律に基づいて定められています。通路幅が基準寸法に達していなかった場合、火事や地震などの災害時に混乱が起きる原因となったり、従業員の業務効率低下やストレスの原因に繋がったりしてしまいます。基準寸法を確認し、快適で安全なオフィス環境のためのスペースをしっかりと確保しましょう。
以下では各エリアでの基準寸法について解説していきます。
人がデスクワークする際に必要なスペースは一般的には40cm程度あれば大丈夫です。40cmというのは、デスクから椅子までのスペースになります。つまり、椅子を引くと後ろに40cm下げられるということです。
ストレスのない通路の幅は、70~90cmです。90cmあれば、体を斜めにしなくても人がすれ違うことができる程度のスペースがあります。デスクを背面同士に設置しているのであれば、椅子のスペースと通路のスペースが必要になりますので、最低でも40cm+40cm+90cm=170cmは離した方が良いでしょう。これはデスクが背面同士以外にも、後ろにキャビネットやロッカー等があればその分のスペースを確保しておく必要があるということです。誰かがキャビネットやロッカーを利用していても後ろを通ることができるスペースを確保しましょう。
以下では各エリアでの基準寸法について解説していきます。
通路幅の基準寸法について(最小の通路幅)
日本人の標準的な横幅寸法は45~50cmです。こちらのサイズを基準にすると、人ひとりが通れる最小の通路幅は60cmとなります。ただし、この寸法では人と人がすれ違うことはできません。通路幅の基準寸法について(メインの通路)
人がすれ違うことができるメイン通路で、片側に居室がある場合の最小寸法は120cmです。両側に居室がある場合や、ゆったりと歩行できるスペースにしたい場合には160cmの通路幅を確保しておくと良いでしょう。着席時の目安寸法
人がデスクワークする際に必要なスペースは一般的には40cm程度あれば大丈夫です。40cmというのは、デスクから椅子までのスペースになります。つまり、椅子を引くと後ろに40cm下げられるということです。
デスク間の目安寸法
ストレスのない通路の幅は、70~90cmです。90cmあれば、体を斜めにしなくても人がすれ違うことができる程度のスペースがあります。デスクを背面同士に設置しているのであれば、椅子のスペースと通路のスペースが必要になりますので、最低でも40cm+40cm+90cm=170cmは離した方が良いでしょう。これはデスクが背面同士以外にも、後ろにキャビネットやロッカー等があればその分のスペースを確保しておく必要があるということです。誰かがキャビネットやロッカーを利用していても後ろを通ることができるスペースを確保しましょう。
デスクとコピー機の目安寸法
デスクとコピー機の間の寸法は最低でも100cmは確保してください。コピー機でゆったりと作業することを考えると、150cm幅程度あると良いでしょう。また、コピー機と壁の間の寸法は40~100cmが適切です。会議室内のレイアウトの目安寸法
打合せスペースでは、後ろに人が通らない奥の席は60cm以上、人が通る席は最低でも70cm以上の寸法を確保しましょう。人が往来する通路であれば120cmの通路幅があると良いです。会議室のテーブル間の寸法は最低でも60cm以上必要ですが、60cmの場合、椅子を仕舞わないと人は通れません。90cm空けるとしっかりと人が通れる通路になります。会議テーブルの周囲は120cm以上の通路幅にしてください。オフィスをおしゃれなレイアウトにする際のポイント
社員のモチベーション向上や採用強化のためにもおしゃれなオフィスレイアウトにしたいという企業様がとても増えております。しかし単にオフィスをおしゃれにするだけでは一時的なモチベーション向上にしかならず、業務の効率化や社員の定着にはつながらないこともあります。そこでおしゃれなレイアウトをするためのポイントを紹介します。
自社のイメージやコンセプトに沿ってレイアウトする
おしゃれなデザイン・レイアウトを想像してくださいというとカフェ風をイメージする方が多いかと思います。実際にカフェのように木目を基調とし、フリーアドレスで働けるような企業を雑誌などで見かけることは多いと思います。しかし、カフェ風のデザイン・レイアウトがどの企業にぴったりかといわれると疑問です。例えばキッズ向けの商材を扱っている企業なのであれば、カラフルでポップなコミュニケーションスペースを設ける、ゲーム開発会社なのであれば、遊び心をくすぐるようなコミュニケーションを設けるなど、自社のサービスイメージやコンセプトに合わせてデザイン・レイアウトすることが重要です。そうすることで、社員のモチベーションの維持などの効果はもちろん、アイディアの創出や業務効率などの業績へのプラス効果がはたらくこともあります。
実際に利用する社員のことを考えてレイアウトする
おしゃれなレイアウトをする際はしっかりとそこを利用する社員の声や働き方を反映させるようにしましょう。例えば、あまり周りに聞かれたくない打ち合わせが多いようならオープンな打ち合わせスペースを多く設けるよりも、防音のしっかりとした打ち合わせスペースを多く設けたほうがいいかもしれません。また、クリエイターが多いような会社であればフリーアドレスデスクを設けるよりも、自分の作業に集中できる個室のようなワークスペースを設けたほうがいいでしょう。 このように、一概におしゃれなレイアウトといっても、働き方によっては適切・不適切があります。レイアウトの段階から、そのスペースの使う社員はどのような社員で、どのように利用するのかということをしっかりと想定した上でおしゃれなレイアウトを組むようにしましょう。
エントランスの重要性
社員が働くワークスペースと同じくらい重要なのが、エントランスです。エントランスは来社されたお客様にとって初めて目にする空間ですので、まさに「オフィスの顔」と言えるでしょう。エントランスが会社の第一印象を左右するといっても過言ではありません。ワークスペースのコンセプトと統一したデザインや、コーポレートカラーやオリジナルのサインを打ち出すことによって企業ブランディングにも活用することができます。また、この時最も大事にしたいのが、来社されたお客様にポジティブな印象を持っていただくことです。どうやって担当者を呼び出せばいいかわからないような受付や、清掃の行き届いていないエントランスではお客様の抱く印象も悪くなってしまいます。受付の電話やタブレットは分かりやすい場所に置き、そして、清潔感と開放感のあるスペースで居心地の良い空間をつくりましょう。
導入する家具についても考える
おしゃれなオフィスを目指すためには、レイアウト設計だけではなく、導入する家具についても考える必要があります。これは、予算などの関係で内装を大きく変えられないという時にもオフィスをおしゃれにする有効的な方法です。最近では、無機質で画一的なイメージだったオフィス家具ではなく、木目調のテーブルやくすみカラーのチェアなど、柔らかでナチュラルなテイストのオフィス家具が人気です。全体的な家具の色味や素材、テイストを統一したり、床や壁紙との調和を考えて家具を選んだりすると、ぐっとおしゃれなオフィスに近づけることができますよ。オフィス空間でも様々なおしゃれなオフィス家具を準備する事ができます。詳しくはオフィス空間カタログをご覧ください。
オフィス空間カタログの詳細はコチラ
リフレッシュ・休憩スペースでよりおしゃれに
社員が仕事中にほっと一息つけたり、気分転換ができたりするリフレッシュスペース・休憩スペースがあると、オフィスのおしゃれ度はより上がります。ソファやカウンター席、観葉植物などを置いてみましょう。また、リフレッシュスペースの設置はオフィスをおしゃれにするだけでなく、様々な好影響を与えてくれます。
たとえば、リラックスした雰囲気の環境の中では自由で柔軟な発想が生まれ、アイデアの創出に繋がります。リフレッシュスペースにカフェコーナーやライブラリーコーナーを作れば、自然と人がそこに集まるようになり、社員同士のコミュニケーションの活性化にも役立つでしょう。仕事が煮詰まってしまったときにも、まるで自宅のリビングに居るようなほっと一息落ち着ける空間がオフィスにあれば、気持ちを切り替えて仕事に臨めそうですね。
おしゃれなオフィスレイアウト事例
ここではオフィス空間が手がけましたオシャレなオフィスレイアウトの施工事例を紹介します。是非参考にして見てください。【施工事例】株式会社フレイムハーツ様
エントランスは、白を基調に5色のカラーを配置し、ポップでインパクトのある空間に。床のラインは受付と各会議室へ繋がっており、来客者にワクワク感を与えながら、その先へと誘導します。集中して作業される社員の方々が、明るい気持ちでホッと一息つける素敵なオフィスです。株式会社フレイムハーツ様の施工事例を詳しく見る
【施工事例】Fusion trade Japan合同会社様
コロナ明けの世界的な需要の変化により、従業員の確保が最優先課題に。そこでバックオフィス機能も増えることが予想されたため、様々な職種のスタッフがコミュニケーションしやすく、フレキシブルに働けるコミュニケーションオフィスをご提案いたしました。Fusion trade Japan合同会社様の施工事例を詳しく見る
【施工事例】メガグループ 大阪オフィス
貸室全体をワークフィールドとし、「MIX work」ゾーン、「CAFE work」ゾーン、「FUNCTIONAL work」ゾーンの大きな3つのゾーンに。自然と人が集い、コミュニケーションが活性化。個人のポテンシャルと想像力を最大限引き出せるオフィスです。メガグループ 大阪オフィスの施工事例を詳しく見る
小規模オフィスのデザイン、レイアウトのポイント
限られたスペースの中に、企業活動に必要な要素を盛り込む事が要求される小規模オフィス。
効率の良い小規模オフィスを実現するためのポイントや、デザイン・レイアウトのコツを考えます。
一人ひとりの空間をどれくらい取るかが重要
空間が限られた小規模オフィスの場合、個人の執務に必要なパーソナルスペースの大小が全体に影響を及ぼします。
一般的には、社員1人あたりの執務スペースの最低限度は6㎡程度。ワークスペースの天井高さの最低限度は2.6㎡程度と言われています。*1
パーソナルスペースを最小化する際には、いくつか考慮するポイントを知っておきましょう。
(*1…社会法人ニューオフィス推進協議会規定)
業務はコミュニケーション型、コンセントレーション型?
執営業や開発等、周囲とのコミュニケーションが重要視されるオフィスと、制作・設計等、作業に集中する環境が必要な場合では、レイアウトパターンが変わります。
最もコンパクトな島型(対向式)レイアウトはコミュニケーション型、コンセントレーション型の場合はパーティションを設けるか、卍型レイアウトにする等の配慮が必要です。
ファイリングシステム、用度品の集中管理
パーソナルスペースを最小化することで業務にストレスがかかるのでは、良いオフィスとは言えません。パーソナルスペースを少なくできるように個人保有の物を減らし、書類や用度品は共有化します。スムーズに共有できるよう、ファイリングシステムや用度の管理システムを整えましょう。
利用用途に応じて場所の役割をフレキシブルに変えられるように
小規模オフィスの場合、会議室・応接室・作業室等、目的別エリアを持つことは困難。さまざまなビジネスシーンにフレキシブルに対応できる空間が必要です。
サイズの変えられる大テーブルを1つ置けば応接やミーティングに使え、作業台にもなります。
くつろげるコーナーを、時間によって応接と社員のリフレッシュに使う等、利用用途を重ねていく場所にしましょう。
パーティションの効果的活用
小規模オフィスは一目で全体を見渡せない方がビジネスイメージが上がると言われています。
パーティションや棚等のオフィス家具を利用して、スペースを間仕切りましょう。
スペースを分ける場合、執務エリアは空間を凝縮させ、応接エリアを広めに取るのが効果的。家具で区切る際も、上部を開けると閉塞感が減ります。
数年後の増員計画も視野に入れる
小規模なオフィスの場合、人が増えると
・思ったよりも狭い
・キャビネットなどの収納の数が足りない
・社員間のコミュニケーションが取りづらい
などの問題が発生しやすいです。
5年後10年後まで見据える必要はないですが、少なくとも2年後ぐらいまでの人員計画を考慮した上でレイアウトをすると、上記のようなトラブルを事前に防ぐことができます。
小規模オフィスの事例一覧
ここではオフィス空間が手がけました小規模オフィスの施工事例を紹介します。是非参考にして見てください。【施工事例】株式会社フロンティア様
エントランスを起点に、入り口とワークスペース、そしてお客様との大切なコミュニケーションを行う応接会議室へと繋がる構成としています。株式会社フロンティア様の施工事例を詳しく見る
【施工事例】handy Japan株式会社様
フリーアドレススペースは、壁を作らずに吊り下げサインで空間を仕切ることで、広々とした開放感のあるオフィスを活かしたレイアウトに。会議室はスペースを広く使えるよう壁付のホワイトボードを設置しました。handy Japan株式会社の施工事例を詳しく見る
【施工事例】株式会社昌大様
「温かい雰囲気で気軽に立ち寄れるブックカフェ」をコンセプトに、オフィスの真ん中に大きな木が生えているデザインに。所々に木目を使いユニークかつ温かみも感じられるような空間に仕上げました。株式会社昌大様の施工事例を詳しく見る
オフィスレイアウトを業者に依頼する際の選定ポイント
先述したとおり、自社内の簡単なレイアウト変更であれば自分たちで上記レイアウトを参考に考えてもらえれば良いのですが、規模が大きくなったりオフィス移転のタイミング等であれば、プロにサポートを求めることをおすすめします。
オフィス環境というのは、その会社のブランディングや社内の生産性に密接に関わる重要な要素です。そのため、オフィス移転やレイアウト変更は会社の重要な一大イベントになります。レイアウト作成に限らず、スケジュール調整などをとっても必要で一つのミスが業務効率の大きな悪化に繋がることもあります。
また、レイアウトに関しては、一度ダメだったからもう一度作り直すというのが非常に難しくかなり非効率です。総合的に考えてプロの業者に入ってもらうことで、この一大イベントを成功につなげたいと考える業者が多いのもそういった理由ではないでしょうか。オフィスの広さ等に限らず、オフィス移転・レイアウトのプロに依頼することがおすすめです。
では、業者を選ぶ際はどういったポイントで選ぶべきなのでしょうか?
レイアウトの変更相場は本当にバラバラです。ただレイアウトを図面上に起こす程度なら数十万でできることもありますし、デザインも含めるということであれば全く費用は違ってきます。また、業者によっても大きく変わってくるところではあるのでまずは相談するしかありません。
レイアウトの無料作成を受けている業者もありますので、まずはそういった業者へ相談し、費用感や先述の自分たちでは分からないリスク、プロにお願いすることのメリット等、自社の状況で依頼する、しないの判断材料にもあると思いますのでおすすめです。
また、デザインだけの業者もあれば、移転プロジェクトを丸々請け負います!という業者もあります。デザインだけの業者に依頼する場合は内装業者などは別で手配するなど、移転担当者の負担も大きくなるので、移転プロジェクトをワンストップでサポートする業者の方が、移転に関わる負担を最小限にできるでしょう。
弊社もオフィスのレイアウト・デザインから実際の内装施工、什器やOA機器等をトータルサポートする体制を整えており、また、レイアウト相談に関しても無料でレイアウト作成を行うサービスもありますので相談(説明)できる範囲が大きいと思います。
是非お気軽にご相談いただければと思います。
オフィスレイアウト・デザインの流れ
STEP1
現場調査
お客様の現状のオフィスのレイアウト、コミュニケーションスペース、室内環境等の視点で利用状況を調査いたします。
また、その調査の結果を分析し、お客様がどのようなオフィスにしたいのかを十分に考慮しながら、設計に反映いたします。
また、その調査の結果を分析し、お客様がどのようなオフィスにしたいのかを十分に考慮しながら、設計に反映いたします。
STEP2
基本設計
お客様の現状のオフィスのレイアウト、コミュニケーションスペース、室内環境等の視点で利用状況を調査いたします。
また、その調査の結果を分析し、お客様がどのようなオフィスにしたいのかを十分に考慮しながら、設計に反映いたします。
また、その調査の結果を分析し、お客様がどのようなオフィスにしたいのかを十分に考慮しながら、設計に反映いたします。
STEP3
実施設計
基本設計で固まった内容に基づき、工事を行うための詳細設計を作成いたします。
さらにこのステップで、ゾーニングしたスペースの環境や機能、運用方針を決定いたします。
さらにこのステップで、ゾーニングしたスペースの環境や機能、運用方針を決定いたします。
STEP4
施工管理
実施設計で作成させた図面通りに作業を進めているか、仕上がりの品質や進捗等を具体的な作業の管理をいたします。
オフィスレイアウトのよくある質問
オフィスレイアウトにはどのようなパターンがあるのですか?
フリーアドレス席型レイアウト…固定席をなくし、自由に席を変えられる柔軟性の高いレイアウトです。
テレワークの普及などにより出社率の低下した際も無駄なスペースを設ける必要がなく、様々な働き方に対応したレイアウトが可能です。
アイランド型レイアウト…島方とも言われる最もスタンダードで無駄のないレイアウトです。
並列式レイアウト…スクール方式とも言われるレイアウトで、全員が同方向を向き、一番前に部門のリーダーが位置するレイアウトで、
全員に対して指示出しや様子の把握がしやすいレイアウトです。
他にも背面型レイアウトやブース型レイアウトなどあります。
詳しくは、オフィス事務所レイアウトの6つのパターンとその効果をご覧ください。
あまりコストを掛けないで、オフィスのレイアウトを変更をしたいのですがお願いできますか?
費用を抑える際には、可能な限り現状の什器などを活用し、新規購入する什器を抑えたレイアウトの提案などもさせていただきます。 お客様のご予算に合わせたご提案が可能ですのでお気軽にご相談ください。
上手にオフィスレイアウトを作成するためのコツはありますか?
会議室の数や座席数、収納スペースなどそれぞれどの程度必要なのかを整理した上で、入り口に近いところから動線を考慮に入れながら配置していくとレイアウトを作成しやすいです。 自社で動線などを考慮してレイアウトを組むのは非常に難しいので、弊社のようなレイアウトのプロに任せることをおすすめします。
レイアウト作成の依頼はできますか?
はい、レイアウトの作成は無料で対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
オシャレなオフィスを作りたいのですが、オフィス空間に依頼することは可能ですか?
はい。弊社ではデザイン性はもちろんのこと、お客様の働き方(テレワークなど)を考慮した機能的なオフィスの設計をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
オフィスのレイアウトを変更するメリットは何ですか?
レイアウト変更のメリットとしては、「業務の効率化」「コミュニケーションの活性化」「テレワークなどの新しい方への対応」の3点がございます。オフィス空間ではお客様の現状や課題をヒアリングの上、デザイン性、機能性をともに追求したオフィスレイアウトの提案をさせていただきます。