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【必読】オフィスのコンセプト策定の重要性と方法について

【必読】オフィスのコンセプト策定の重要性と方法について

オフィスをデザイン・レイアウトする上で、コンセプトの策定は欠かすことのできない工程の1つで、オフィスリニューアルや移転の際に1番最初にやるべきことの1つです。なぜならオフィスコンセプトはデザインやレイアウトの基軸になるのはもちろん、移転・リニューアル時の各タスクでの、意思決定における統一認識となるからです。

本記事ではオフィスコンセプトの重要性や役割から、実際にコンセプトを策定する際の手順・ポイントまで解説していきます。

オフィス設計におけるコンセプトの役割とは?

「コンセプト」はそもそも英語の「concept」をカタカタ読みした言葉ですが、直訳すると「概念・構想」などの意味になります。そこから日本では、何かを制作・デザインする際の「一貫したベースとなる考え方」という意味合いで使うことが多いです。 それを踏まえてここではオフィス設計におけるコンセプトの役割をみていきましょう。

移転・リニューアル時に策定するオフィスコンセプトとは?

上記の内容を踏まえると、オフィスコンセプトとは、「オフィスの一貫したベースとなる考え方」ということになります。

具体的には、
・オフィスで実現したいこと、来訪者に伝えたいこと
・企業の理念や想いをオフィスにどう反映させるのか
・どのような働き方を実現させるのか
といった内容がオフィスコンセプトになります。

オフィスコンセプトは設計・デザインのベースとなるのはもちろん、家具やICTツールの設計・選定にも関わってくる非常に重要な考え方になります。現状の課題だけではなく、将来的な経営戦略も見据えて策定するようにしましょう。

オフィスコンセプトとは何かを改めてまとめさせていただきましたが、では実際にオフィスコンセプトを策定する必要性・メリットについてみていきましょう。

オフィスコンセプトを策定する必要性・メリット

オフィスコンセプトを策定する必要性・メリット

ここでは、実際にオフィスコンセプトを策定する必要性・メリットについてご紹介します。

働き方改革の実現につながる

オフィスコンセプトを策定する際には、現状の働き方への課題を踏まえて、どのような働き方を実現できるようにするべきか決めていきます。そして実現したい働き方に踏まえてオフィスの設計や運用計画を決めていき、内装デザインや家具・ICT設備まで落とし込んでいきます。なので、働き方にあわせたオフィスへリニューアルすることができ、働き方改革の実現につなげることができます。

企業理念や企業の考え方を、オフィスを通して発信できる

オフィスコンセプトは、企業理念や企業の考え方も踏まえて策定します。ですので、オフィスコンセプトを策定することは、企業理念・考え方を発信できるオフィスへのリニューアルに繋がり、ブランディング力の向上にも繋がります。

従業員満足度の向上

従業員や働き方に合わせて、オフィスコンセプトを明確にすることで、従業員にとって働きやすいオフィスの環境を作ることができ、帰属意識や従業員満足度、モチベーションの向上に繋げることができます。

このようなメリットがあるため、オフィス移転・リニューアルにはオフィスコンセプトの策定が必須とされています。では次にオフィスコンセプトを実際に策定する際の手順についてみていきましょう。

オフィスコンセプトの策定手順

実際にオフィスコンセプトはどのような手順で策定していけばよいのかをここではご紹介させていただきます。オフィスの移転やリニューアルの際はこちらを参考に策定していただければと思います。

①移転・リニューアルの目的を明確化

移転をする際に最初に考えるべきことは、移転する目的を明確にすることです。オフィス移転の権限を持つ社長や役員の意見を聴取し、洗い出した問題点との整合を行い、全社的な移転目的を明確にしていきましょう。 移転の目的がどこにあるのか、人員拡大のためにスペースを拡張したいだけなのか、それとも、移転をキッカケに魅力的なオフィス作りをして人材獲得と社員の定着につなげたいのか、さらには、経費節減を図りたいのかなど、様々な理由があることでしょう。

その目的によって、オフィス移転の際の条件が明確になってきます。例えば、社員のモチベーションを高め、個人の能力を最大限発揮させ、仕事の効率を上げることが目的であるならば、クリエイティブ・オフィスを用いるのが最適なのではないでしょうか。

②現状の課題・問題点を洗い出す

オフィスコンセプトを策定するには、まず経営面ではどのような問題点を抱えているか、さらに、社員がどのような問題点を感じているかを洗い出すことが必要です。各セクションでミーティングを行い、各自の意見を述べ合うことにより、問題点が浮かび上がってきます。

「社内で打ち合わせが多いが、打ち合わせスペースを確保しづらい」「Web会議が増えてきたが、Web会議をしやすい環境が少ない」など経営者目線では分かりづらい課題もあると思いますので、従業員にヒアリングやアンケートを通して意見を求めることも大切です。

「会社の理念が社員に浸透していないように感じる」「帰属意識が薄まっている」などの経営者が抱える課題も忘れずに洗い出しておくようにしましょう。

③コンセプトを明確化していく

1、2で整理したことに加えて、企業理念や事業内容を踏まえて、どのようにオフィスで表現したいのかを具体的にオフィスコンセプトとして明確にしていきましょう。

④オフィスコンセプトを設計・デザインに落とし込んでいく

オフィスコンセプトを明確にしたら、それを実際にオフィスデザインに落とし込んでいきます。オフィスコンセプトをいきなり設計・デザインに落とし込むのではなく、どのように落とし込んでいくのかアイデア出しをしてから実際の設計・デザインに反映していくとスムーズに進めることができます。

会社のビジョンとオフィスのコンセプトをデザインする

オフィスコンセプトはほとんどの場合において、会社のコーポレートアイデンティティとビジョンをPRすることが組み込まれます。 そういったことを意識して、デザインはコーポレートカラーを基調にしたり、象徴的なイメージを使うことや、来客のあるエントランスや会議室だけでなく、社員のワークスペースや休憩室などにも楽しめる工夫をするなど、社内でもこのようなイメージ戦略を取り入れていけば、社員のモチベーションに貢献することが期待できます。

このような社内環境を改善するために、アイデアを社員が出し合うことにより、社内コミュニケーションがより密になる効果も生まれます。

オフィスそのものを魅力ある快適な空間に

最近の就職活動の動向をみると、就職先の選択基準として、駅近、ファッションビルやカフェなどのあるおしゃれな立地という項目を挙げる人が多い傾向にあります。 朝から夕方まで一日の大半を過ごす場所ですから、周囲の環境が気になるのは当然と言えるでしょう。

しかしながら、そのような条件に該当するオフィスは限られています。それならばオフィスそのものを魅力ある快適な空間にしてしまおうという考え方もあって、クリエイティブ・オフィスはクリエイティブな職種に限らず、オフィス環境の構築に役立てられるようになってきました。

オフィスコンセプト別施工事例

オフィス空間がコンサルさせていただいた、お客さまの施工事例を今回のオフィス移転・リニューアルの目的別にご紹介いたします。是非参考にしてみてください。

・【オフィスの目的】フリーアドレスの促進を図るオフィスレイアウト・デザイン事例
・【オフィスの目的】テレワークの促進を図るオフィスレイアウト・デザイン事例
・【オフィスの目的】採用強化を図るオフィスレイアウト・デザイン事例
・【オフィスの目的】コミュニケーションの創出を図るオフィスレイアウト・デザイン事例

オフィス移転・リニューアルは会社にとって一大プロジェクトです。通常業務に加えてオフィス移転・リニューアルに伴い業務量が多く、オフィスコンセプトの策定まで手が回らない…といったお声もよくいただきます。

オフィス空間では、ヒアリングや調査をもとにオフィスコンセプトの策定・ご提案から実際にオフィスデザイン・レイアウトまでの落とし込み、その後の内装工事や移転作業までトータルでサポートさせていただきますので、オフィスコンセプトとずれのないオフィスの設計・構築が可能となります。是非お気軽にお問い合わせくださいませ。

まとめ

オフィスのコンセプトを策定するポイント

▲ オフィス環境を整えることも会社の成長には必要ではないでしょうか?

オフィス移転やリニューアルの際は、目的やコンセプトを明確にし、それに沿ってレイアウト・デザインなどを決めて聞くことがプロジェクトの成功のポイントになります。

オフィス空間では、専門のオフィスコンサルがお客様のご要望や移転目的をしっかりとヒアリングのうえ、オフィス移転・リニューアルの最適なコンセプトや見積りをご提案します。詳しくはオフィス空間のオフィス移転サービスをご覧ください。

WORKS エントランスからワークスペースまで、オフィス空間が手掛けたさまざまなオフィスの施工事例をご紹介します。 WORKS エントランスからワークスペースまで、オフィス空間が手掛けたさまざまなオフィスの施工事例をご紹介します。 OFFICE TOUR 実際のオフィスを見て・触れて・体感しませんか?東京・名古屋・大阪でオフィス見学を随時開催中です。 OFFICE TOUR 実際のオフィスを見て・触れて・体感しませんか?東京・名古屋・大阪でオフィス見学を随時開催中です。

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