事業拡大で「全体が見える風通しのよいオフィスにしたい」と考え、オフィス移転を決意した。
私たちの会社は、アニメーションや実写映像の企画制作などを行っています。今回、事業を拡大するうえで、これまでいたオフィスが狭くなってきたことから、オフィスを移転することになりました。
本格的にオフィスの移転をする相談をしたのは、2016年の12月頃です。最初は前のオフィスを残して、別の場所を「分室」として借りるという案もあったのですが、結果として「オフィスごと移動して大きくした方がいいね」という話になりました。2017年の5月から、吉祥寺と三鷹の間にあるエリアに、オフィスを移転しました。
以前のオフィスは高田馬場にあったのですが、4階建てのビルを丸々借りていたんです。オフィスを移転する時に、「ワンフロアで全体が見える、風通しがいい形にできたらいいな」という想いがありました。今回のオフィスは、約80坪。前回は各20坪ほどだったので、全体の坪数はそれほど変わらないのですが、トイレが男女ひとつずつになったり、エレベーター前の空間なども使えるようになったりと、広く使えるようになりました。
また、今のオフィスの2階に私の友人の会社が入っていたり、周辺にもアニメの制作会社がたくさんあることから、移転してより仕事がしやすくなった、という面もありますね。
こちらの要望に「できません」ではなく、「こうする場合にはこうなる」という具体的な答えをくれた。
オフィス空間さんには以前お世話になったことがあったのですが、その時に担当の方がとてもきちんと対応してくださったので、お願いすることにしました。今回も、決まってから完成まで、とてもスピーディーにご対応いただけましたね。
オフィス空間さんにお願いして、「本当によくやっていただいたな」というのが感想です。無茶なことを色々お願いしたのですが、オフィス空間さんから「それはできません」と言われることはなく、「こうするのであれば、これくらいの金額がかかります」ときちんと答えていただきました。
クロスや床のことなど、私たちがわからない部分でもオフィス空間さんにはトータルで対応してもらえたので、その点も良かったですね。
社長室の壁は「赤」で、部屋ごとに違う扉の色。映画館のような、おしゃれな空間が完成した。
今回のオフィスは以前よりも、おしゃれな空間になりました。新オフィスでは、エントランスなどをはじめ「映画館」のような雰囲気にできたらと考えていて、「暗くなってしまうのではないか」という社内の声もあったのですが、結果的には良い雰囲気になりましたね。
新オフィスでは、編集室は青、大会議室は緑など、それぞれ扉の色を変えています。また、執務室のカーペットのデザインを自分たちで並べ直したり、「こういう色がいい」と、オフィス空間さんにお願いもしました。全体的に、予想以上の出来で満足しています。最初は「全部組み合わせた時にどう見えるかな」と思っていましたが、うまくハマったと思います。
新オフィスでは社長室の壁が赤だったりするのですが、「普通の会社ではこんな空間を作りたいとは言わないだろうな」というようなアイデアを、移転前から社内で出していました。新オフィスの案を社内で話し合う段階では、他のスタッフからも「大丈夫なのか」という意見が出ていましたね(笑)。ですが実際に移転してからはそのような声もないですし、スタッフも満足してくれていると思います。
何もない場所から予想以上の空間が完成。理想を細かく話し合えた点が、結果として良かった。
今回のオフィスでは、以前に比べて会議室がとても広くなり、人数がたくさん入っても問題ない点が気にいっていますね。最初は何もない、柱が立っているだけの倉庫のような、それぞれの部屋も仕切らなければいけないような状態から、オフィス空間さんと協力しながら今の空間が完成しました。
予算を抑えながら、私たちのイメージを伝えつつ、理想の空間にしていくということに時間をかけました。ご提案をいただくだけでなく、お客さんである私たちも「こうしたい」というイメージを伝え、細かく話し合いました。
オフィス空間さんからは、スーツケースがいっぱいになるほどのサンプルを出していただいたり、床や天井ひとつとっても、時間をかけて話し合いの時間を持つことができました。それが良い結果につながり、感謝しています。